「さもしい顔してもらえるものはもらおう」とは?意味や使い方は?

「さもしい顔してもらえるものはもらおう」とはどういう意味なんでしょうか?

一度は耳にしたことがあるとは思いますが、いざ意味を説明してくださいと言われたらなかなか説明しにくいですよね?

少なくとも私はそうだったんで、意味や使い方を調査してみました!

 

さもしい顔してもらえるものはもらおうとは?

さもしい顔してもらえるものはもらおうとは、

「(みじめで卑怯でみすぼらしい)顔をしてでももらえるものはもらう」
という意味です。

初っ端から衝撃な言葉がでてきましたが、

そもそもさもしいとは・・・

一説に、沙門さもんからサモンシイが作られ、サモシイと転じた語で、沙門のような感じだというのが原義という) 広辞苑より

沙門ってなに?

あー沙門か!となる人の方が珍しいと思いますので沙門についてもご紹介していきます。

因みに「さもしい」の漢字は「卑しい」となります。

沙門とは

沙門(さもん)は古代インドで生まれた言葉です。

当時からさまざまな宗教が存在していますが、沙門は当時の新しい思想運動における「修行僧の男性」を意味しています。

イメージはこんな感じですね。
↓↓↓↓

 

この男性の表情が「さもしい顔」と言っても過言ではないですね。

「さもしい」の同義語は?

「さもしい」の意味は「沙門」が由来で、「沙門」は「修行僧の男性」をさしていて、「修行僧の男性」のイメージ画像も把握できました。

「さもしい顔」= 修行僧の男性の表情

この解釈でも間違いではないと思いますが、同じような意味を持つ同義語も確認しておきましょう!

さもしいの同義語・・・

①見苦しい。みすぼらしい。
②いやしい。卑劣である。心がきたない。
引用:https://sakura-paris.org/

あの修行僧の男性が由来のことばなのに、同義語がマイナスな意味合いしかないですね。

なので、「さもしい顔」してるねー!
なんて使う場合は要注意です!!!(笑)

 

「さもしい顔してもらえるものはもらおう」の「さもしい」の使い方は?

今まさに話題になっている
「さもしい顔してもらえるものはもらおう」の使い道ですが、どうゆう時に使うのでしょうか?

まず第一に相手には使わない方が良いでしょう。

なぜかというと、マイナスな意味合いを持つ「さもしい」という言葉だからです。

「見苦しいね」

「みすぼらしいね」

「いやしいね」

「卑劣だね」

「心が汚いね」

なんて言ってしまったらどんな間柄であれ一瞬で関係がくずれてしまうこともあり得ます^^;

では、どんな場面で「さもしい」を使ったらよいのでしょうか?

相手に「さもしい」を使う場合

相手に使ったら関係が一瞬で崩れちゃうんじゃないの?

そう。相手に直球で使うときっと嫌われてしまうよね。
なので、自分と相手の向こう側にさらなる第三者がいるとき使うのは◎なんだよ

すごく嫌な例えですが、自分と相手が仲間だとします。

そして自分たちが嫌いなAさんがいるとします。

そのAさんに対して謝らなくてはいけない場面、頭を下げなくてはいけない場面では、自分は相手に「さもしい」を使っても相手を嫌な気持ちにさせません。

たとえば・・・

(相手がAさんにどうしてもお金を借りなくてはいけない場面で・・・)

相手「あー。Aさんに頭下げてお金を借りるのイヤだなー。」

自分「さもしい顔して頭下げておけばいいんだよ。」

 

という感じで使います。

すごく嫌な二人組ですね(笑)

 

自分に「さもしい」を使う場合

自分に「さもしい」を使う場合は簡単です。

自分をへりくだる時に使うことがほとんどですね。

あえてへりくだる時もあれば、マイナスな考えのときは自然と出てくる感情ですね。

使い方としては・・・

相手が自分を励ましてくれている場面で・・・

相手「元気だしてよ。君ならできるよ!」

自分「どうせ自分なんて、、さもしい人間だからもういいんだ。」

相手「・・・・。」

 

と、なりますね。

こんな人と一笑にお酒は飲みたくないですね(笑)

 

まとめ

以上が「さもしい顔してもらえるものはもらおう」の「さもしい」についての調査まとめでした!

さもしいは時には相手を困らせてしまう言葉なので、極力使わない方がいいですね^^;

さもしい心ならないように自分に正直に生きていきましょー!