ミモザ、アカシア、花言葉って、実は知っているようで知らないんですよね。
友達との会話で「ミモザの花言葉ってアカシアと同じ?」って話になり、なんだか気になってきちゃいました。
特に花言葉に怖い意味があるってホント?って話しで盛り上がりました!
そこで興味津々で調べてみることにしました。
一見似ているけれど、微妙に違うんですね。
さっそくご紹介します!
ミモザの花言葉はアカシアと違う?
ミモザの花言葉はアカシアと違うのでしょうか?
結論、ミモザとアカシア両者の花言葉に微妙な違いがあります。
ミモザには感謝・幸福など、アカシアには愛・友情などの花言葉があります。
ミモザ | アカシア |
---|---|
感謝・幸福など | 愛・友情など |
混同されがちなミモザとアカシアなので、似たような花言葉をもっているんですね。
ちなみに、ミモザとアカシアは同一のものを指している場合もありますが、厳密には違います。
そこで、どのような違いがあるのかご紹介します。
ミモザとアカシアの違い
そもそもミモザとアカシアは広辞苑では別物とされています。
以下、広辞苑より抜粋しています。
ミモザ (英mimosa)
マメ科オジギソウ属の学名。
園芸上はオジギソウの類をさすが、同じマメ科のアカシア属の植物を誤って呼ぶことが多い。
引用:広辞苑
アカシア (英acacia)
1 マメ科アカシア属の樹木の総称。
オーストラリアを中心に熱帯に分布しアラビアゴムノキなど数百種ある。
日本には自生しない。
狭義には、園芸関係者の間で誤ってミモザと呼ばれるハナアカシアをさす。
2 植物「はりえんじゅ(針槐)」の俗称。
引用:広辞苑
同じマメ科ではありますが、ミモザはオジギソウ属、アカシアはアカシア属なんですね。
オジギソウ属(学名:mimosa)のお花はこちら

思い描いている黄色い花ではないですね。
そしてアカシア属はこちら

この黄色い花の方が、私たちがイメージしている「ミモザ」ですね!
なぜ黄色い花がミモザと呼ばれている?
正確にはミモザ(オジギソウ属の学名)は紫色の花をもっているのに、なぜ黄色の花(アカシア属)がミモザと言われているのでしょうか?
Wikipediaによると、日本では銀葉アカシア(ハナアカシア)が流通名としてミモザと呼ばれていました。
そのことから、アカシア属の銀葉アカシアがミモザと認識されるようになったそうです。
ちなみに香りが強いのは同じアカシア属のフサアカシアという花です。
なので、ミモザの香りといえばフサアカシアの花の香りを指しているのでしょう。
ミモザとアカシアの花言葉に怖い意味はある?
ミモザの花言葉には怖い意味はありません。
学名のmimoza(ミモザ)には、感謝・幸福などの意味があり、流通名で呼ばれるミモザ(アカシア)には愛・友情などの意味があります。
アカシア(ミモザ)は美しい黄色の花なので、怖いイメージはありませんよね。
恋愛にまつわる花言葉や見た目の特徴から生まれるものも多い中、ミモザはポジティブで明るい印象を持つ花とされています。
通称ミモザの品種
ミモザの品種は多岐にわたり、その美しさや特徴が異なります。
例えば、「シルクミモザ」はその柔らかな花姿からシルクのようにも呼ばれ、黄色い小さな花が優雅に咲き誇ります。
また、「ニセアカシア」は木本のミモザで、淡いピンク色の花を持っています。
これは、ミモザの中でも木本種の中で人気があります。
他にも「ホワイトアカシア」や「ゴールデンミモザ」など、多様な品種が存在します。
これらのミモザの品種は、観賞用途や季節によって選ばれることがあります。
例えば、庭や公園で楽しむ際には、美しい花姿が際立つ品種が好まれます。
一方で、カットフラワーとして贈り物に選ぶ際には、特定の品種の花言葉や香りが重要な要素となります。
ミモザの品種の多様性は、花の魅力をより広く楽しむことを可能にしています。
観賞や贈り物において、自分好みや相手への気配りを大切に品種を選ぶことで、ミモザの美しさを存分に堪能できます。
ミモザにまつわる行事
ミモザにまつわる行事は、特に3月8日の「ミモザの日」が顕著です。
この日は国際女性デーとも重なり、ミモザが女性や母親への感謝や尊敬の気持ちを表す花として贈られる特別な日となっています。
ミモザの日には、花束やアレンジメントが贈り物として人気を集めます。
これは、明るい黄色の花が春の訪れとともに活気を与え、感謝の気持ちを表現する象徴となっています。
多くの人が家族や友人にミモザの花をプレゼントし、特に母親に感謝の意を伝える日として親しまれています。
例えば、子供たちが学校で手作りのミモザのカードや小さなプレゼントを用意し、母親にサプライズを演出することもよくあります。
この行事は家庭や社会全体で愛と感謝を共有する素敵な機会となっており、ミモザの美しい花がその象徴として輝いています。
まとめ
ミモザ、美しい花言葉と独自の魅力を持つ花。
その和名であるアカシアとの微妙な違いも知り、花々の奥深さに触れられた気がします。
これからも花々の不思議な世界に耳を傾けていきたいですね。